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2016年04月

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タコライスといっても蛸飯(たこめし)のことではありません。タコとはタコスのことです。

タコスといっても酢蛸ではありません。

どこまで蛸でひっぱるねん!と怒られそうなので、そろそろ本題に入ります。

タコス(TACOS)とは
タコ(TACO)の複数形で
メキシコ料理です。

とうもろこしから作られた「トルティーヤ」という薄焼きパンのようなものに具を挟んだり盛ったりして食べるのです。
ちなみにTACOは「軽食」の意味です。

具の方もいろいろで、肉なら牛肉、豚肉、鶏肉、ミンチ肉。その他エビやキノコなどと地域性が出るようです。

白身魚のフライや昆虫を乗せるところもあるそうです。あっ、お食事中の方にはすみませんでした。

薬味には刻みキャベツやレタスを載せ、「サルサ」と呼ばれるスパイシーなソースをかけて食べるのが一般的なもの。

さて、今回はそのタコスではなくタコライスです。

タコライスというのはタコスに使う具をごはんにかけて食べるという、日本ならではの料理ですね。
カツ丼だとか、親子丼だとか、カレーライスだとか、卵かけごはんだとか、とにかくやたらとごはんに何かをかけたいという日本人ならではの発想。まあ、これってB級グルメっていうやつですかね。

実はこれ沖縄生まれなんです。沖縄の金武町(きんちょう)というところの飲食店「パーラー千里」の創業者が1984年に考案したそうです。

アメリカ兵相手に、タコスよりもボリュームがありコストパフォーマンスのよい新メニューとして登場しました。現在では、飲食店、お弁当屋さん、スーパー、コンビニ、そして、学校給食に出されるまで、今や沖縄じゅうで人気のメニューになっています。

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お手軽」ということで今回は市販のタコスミート(左写真)を利用します。

タコスの素はいろいろな種類があるので、お気に入りを見つけてください。

これを器に移し、電子レンジであたためます。ごはんをお皿によそい、まずピザ用チーズをごはんの上にのせ、さきほどのあたためたタコスミートをかけます。

ぼくはチーズたっぷりが大好きなので、最後にもういちどチーズときざみレタスとトマトとスクランブルエッグをトッピングして出来上がり。味はというと、あくまでもB級グルメです。

ちなみに、ぼくがはじめてタコスを食べたのは1980年。

当時、ハワイの大学に通っていて、スペイン語の先生にタコスパーティーに招待していただいた。

テーブルにはいろいろな具が並べられていて、タコスの生地(トルティーヤ)を手に取り、好きな具をのせていき、最後にサルサソースをかけて食べるというものだった。

その先生というのはアルゼンチン人で海軍上がりだったらしいが、底抜けに明るい人だった。会うと、「HOLA!オラー(やあ!)」なんて気さくに声をかけていただいていた。

奥さんが日本人だったので、より親日家だったんだろう。で、彼女は当時、日本語放送のラジオ局で番組を持たれていた。ぼくも奥さんも映画が大好きだったというのもあってか、一度、その生放送番組に出させていただいて、いろいろ映画についてトークをしたことがある。

今振り返ると、ハワイのラジオ番組に出演できたなんて貴重な経験だった。だから、タコスを食べると、いつもあのご夫婦のことが思い出される。

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徳島県鳴門市にある穴場中の穴場「竜宮の磯」。
観光スポットでないため地元の人にしか知られていない。
ここにも竜宮伝説があるという。(2014.7月撮)





先月、テレビを観ていたら、インターネットで「まだ全国に知られていない観光スポット」の人気投票というのがあり、それの第1位のところを紹介していた。

そこは「タツノオトシゴハウス」という施設であった。

??と思っていたら、日本で唯一の「タツノオトシゴ専門の観光養殖場」だという。

場所は鹿児島県の南九州市頴娃町(えいちょう)というところで、薩摩半島の最南端部。

鹿児島県の地図があればご覧ください。大隅半島と薩摩半島がありますよね。で、その地図を逆さにしていただいたら、ほ~ら、何かに似ていませんか。

そうです。タツノオトシゴのツガイが向き合っているように見えますよね。この、施設の位置はタツノオトシゴの「目」の部分にあたるそうです。

テレビの映像に映った水槽の中にはなんと200匹がウヨウヨ。施設内では成長過程別に50個ほどの水槽があり、合計5000匹が飼育されている。こちらでは、販売もしていて、1匹3000円~7000円で購入できる。その他、水族館やペットショップにも卸しているらしい。

ところで、なぜ、ここに「タツノオトシゴハウス」があるのかというと、このあたりの南薩摩地方には「竜宮伝説」があるからだ。隣の指宿(いぶすき)市には「竜宮神社」というところがあり、「枚聞(ひらきき)神社」というところには「玉手箱」までが保存されているという。

さて、この「竜宮伝説」あるいは「浦島太郎伝説」は全国いたるところにある。
実は、ぼくもそれらしきところを行ったことがある。

それは、2014年の7月に毎年恒例の「青春ひとりたび」で訪れた徳島県の鳴門の土佐泊(とさどまり)というところにある「竜宮の磯」がそれである。その時の珍道中ぶりはコクア通信「ツアーでは行けない鳴門」VOL114、115をお読みください。)

暑い中、汗をダラダラ流しながら歩いていたぼくの目に入ったのは・・・

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大鳴門峡を望む美しい海岸であった。「鳴門には竜宮城の入り口がある」と「太平記」にも記されている。














DSCN1610満潮の時はこの砂浜にも波が打ち寄せるという。

右の方に見える磯が「竜宮の磯」。

着いた時は幸運にも干潮だったので近くまで行くことができた。











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裸足になるとケガをしそうだったので、靴のまま濡れないように石伝いに進む。

水は澄んでいて、ときおり小魚が顔を出す。












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岩のテッペンに何かあるぞとなおも近づいたら、石で作った祠(ほこら)のようであった。

竜宮に住む竜神を祀っているのであろう。

次に来るときは、海パンとゴーグルでじっくり潜水調査せねばならない。








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