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眉山(びざん)山頂から眺める
徳島市内。
左には淡路島、
中央にかすかに
見えるは和歌山県

2008年.1月撮









昨年は不二家ではじまり吉兆で終わった偽装の1年だった。ミートホープに白い恋人。赤福餅にお福餅。食品業界は大揺れに揺れた。

揺れたといえば、3月に能登半島、7月には新潟と大きな地震があった。新潟は2004年にもあったのでとても気の毒である。

東京の渋谷は天然温泉施設のガス爆発で揺れた。6月だった。関東にあれほどたくさんのガス田があったとは驚きであった。9月には永田町でも揺れた。突然の阿部首相の辞任劇だった。

そして何よりも昨年は年金問題で日本列島大揺れ。このように老後に心配があるから、日本人は貯金をするばかりで、なかなか消費が活発にならず、経済は低迷するのである。

だいたい、社保庁にかぎらず政府の役人は日本国及び日本国民のことを考えてくれているとは思えない。自分たちの地位や利益のことしか考えていないのではないか? そして、つまらないことに税金をつぎ込み、失敗してはその穴埋めのためまた新たに税金をつぎ込む。自分たちの給料は保証されているので何をやっても腹は痛まないもんね。

国会での責任追及などの審問もやればやるほど税金が使われていくばかり。各議員に配られる水も照明の電気も読み上げてる紙もねんきん特別便もタダじゃないんだぞ!すべて税金なんだぞ!オジさんは怒っているんだぞ!

さて、年金問題で思い出したが介護保険問題もあった。介護事業社のコムスンはメチャクチャだったなあ。

少子高齢化も問題である。出生数の低下で人口は減少するばかり。逆に100歳以上の高齢者が3万人を突破したらしい。

救急車も揺れた。揺れて揺られた病人は結局たらい回し。

あとひとつ、相撲界も揺れた。時津風部屋のしごきによる力士の急死。それに、朝青龍の帰国問題。しかし、横綱だからとはいえ、みんな騒ぎすぎだったんじゃないの? お相撲さんは体重が重いのでやはり日本自体を揺らしてしまうのか・・・。

そんなこんなで揺れた2007年だったなあ。