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くいだおれ人形のうしろは
このように
なっていた!

2008年.3月撮










前回はアロマテラピーについて書いたので、今回はその流れとして「ハーブ」について少しだけふれてみます。

HERB・・・ラテン語のHERBA(エルバ)=「草」を語源とし、「香草」「薬草」と訳される。

ハーブとは、私たちの暮らしに役立つ植物の総称である。葉だけではなく、実・皮・根などはもちろん、木までもがハーブと呼ばれていて、病気予防や健康食品、化粧品、料理、香辛料、お茶、アロマテラピーなどに利用されている。

ハーブに対して、スパイスという言葉がある。「薬味」「香辛料」と訳されているが、実際どう違うのか。
厳密な区別は難しいがだいたい以下のようである。

        ハーブ             スパイス
原産地   主に地中海沿岸       主に熱帯・東南アジア
利用部分  花、葉など柔らかい部位  根、種子などの固い部位
揮発性    高い              低い


このように、結局広い意味では、スパイスもハーブの一部ともいえる。
日本にもハーブはある。シソ、ショウガ、サンショウ、ワサビ、ニラ、セリ、ミツバ、ミズナなどがそうだ。
中国の漢方薬も結局ハーブである。

ハーブの最もいいところは、現代医薬と違って、人体に害がなく、自然治癒力を高めるということであろう。