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島根県松江市にある松江城。
簡素な木造黒塗りの外観で「千鳥城(ちどりじょう)」とも呼ぶ。
1611年に完成し、解体されないまま現存する貴重な天守閣である。
2006.9月撮


今やっている、NHK朝の連続ドラマのタイトルである。「だんだん」というと普通「だんだん寒くなってきましたねえ」とか「だんだん力が湧いてきたぞー」とか「少しずつ」という意味で使う。でも、「先日は、おいしいものを送ってくれて、だんだん!」というふうに途中でブチッと終わることなんてないですよね。しかし、それがあるんです。

このドラマ、京都の祇園と島根の松江市でそれぞれ二人のヒロインが登場し、ストーリーは進行していくのだが(興味があれば観て下さい。ぼくは観ていませんが)、「だんだん」というのは出雲地方の言葉で「ありがとう」という意味らしい。

ぼくも2年前、島根に旅行したとき、玉造温泉の宿の支配人に教えてもらった。そして、出雲弁は東北弁に似ているということも知った。「遠いどころ、おごしえただき、だんだん」というふうに頭を下げていただいたので、支配人に敬意を評し、今回のお国自慢は島根県にしてみます。