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福井のご当地グルメ「ソースカツ丼」840円。
カツ3枚のすごいボリューム。
学生さんならいいが、
おじさんは胸焼けがしたのだ。
2010.7月撮



今や日本国中、龍馬、リョウマで沸き立っている。もちろん、NHKの大河ドラマの影響なのだが、どこの町や村でも「龍馬ゆかりの・・・」と観光客誘致で必死であるし、実際、多くの人たちがわんさかと訪れているらしい。ところが、ぼくはかなりの天邪鬼(あまのじゃく)なので、こういったブームには絶対乗りたくないし、人が集まるところには意地でも行きたくないし、もちろんドラマも観ていない。7月に行った青春一人旅でもわざと龍馬ゆかりの土地はあえて避けて、来年の大河ドラマ「お江(おごう)」に関連する湖北、若狭、越前などを選んだくらいである。

でも、やはり龍馬ブームは凄いもので、コクアに来られている方にお聞きしてみると、男性のみならず女性もこのドラマを結構観ているとのこと。主役の福山雅治(ふくやままさはる)が超カッコイーかららしい。武田鉄也ではだめなんでしょうか。

でも、ぼくは意地でも観ませんよ。とかなんとか言っていると、東京で役者をやっている友達が、7月25日放送分の「龍馬伝」に出ているからよかったら観ておくれ、と連絡してきた。それならば、ちょっくら観てやろうとチャンネルをあわせてみると、出ておりました。

舞台は長崎。商人たちが麻雀をしているところに、龍馬がやってきて、カステラ作りの事業資金を貸して欲しいと頼み込むシーンであった。龍馬は土下座までして長崎の豪商(余貴美子)らに必死にお金を借りようとするのだが、皆、脱藩浪士の龍馬にかかわりたくない雰囲気。ちなみに、ぼくの友達は余貴美子の真正面に座っておりまして、セリフもありました。

この間、麻雀をしている4人や龍馬の表情などがアップで映されたりして、もちろんぼくの友達もアップになっておりました。行き詰る展開の中、最後に余貴美子が龍馬の手をとり、捨てるパイを決めさせて、結局最後にあがった(余貴美子が勝った)、という結構長いシーンだった。

あの撮影、あまりにも長いので何回かのテイク(撮影)があったのかと、後日、本人に尋ねてみると、いや、あれは3台のカメラで同時多角的方向から撮っていて、よくいう、ダメで途中切られる“カット”というのもなく(セリフにつまるか、忘れてしまうか、スタッフがドジらない限り)最後まで1回のテイク(撮影)だったらしく、福山雅治以下俳優及び関係者はかなり緊張をしいられた、とのこと。

あのシーンを観られた方は是非感想をお寄せください。さてこのドラマ、後半は舞台は京都に移るらしく、秋の行楽シーズンと重なって、みなさん、どっとおしかけるのだろうなあ。