ムチンは動物の上皮細胞などから分泌される粘液の主成分として考えられてきた粘性物質である。

このムチン、実は人間の体の中にも存在する。口内や消化器などの粘膜だ。目や鼻もそうである。ムチン最大の効果は粘膜の保護作用である。

胃粘膜を保護して胃炎や胃潰瘍を予防する(胃が自分の胃液で溶かされないのはこのためである)。腸に働きかけて便秘を予防する。鼻の粘膜を保護して風邪にかかりにくくする。

その他ムチンはヒアルロン酸と同じ多糖類で強力な保水効果があり、お肌につやとはりをあたえてくれる