冷凍食品のミックスベジタブルを使って簡単に作れます。にんじんの赤、コーンの黄、グリーンピースやさやいんげんの緑、豆腐の白、と色彩鮮やかでこれぞ春の料理という感じだと思うのですが・・・。
適当に切ったベーコンと刻んだニンニクとミックスベジタブルをオリーブオイルで炒めます。次に、水切りした木綿豆腐を手で崩しながら加え、豆腐の水分を適度に飛ばすように炒め、粉チーズ、塩、こしょうで調味する。超簡単!

にんじん・・・ 緑黄色野菜の代表格でカロチンが豊富であり、すい臓ガンや肺ガンなどの喫煙に関するガンや                                    
動脈硬化を抑える効果があり、血中のカロチン量が多いとガン発生率が低くなります。
にんじんを1本の半分食べれば、ビタミンAの1日の所要量が摂取でき、カルシュウムや食物繊維を含む。

コーン(とうもろこし)・・・1579年ポルトガル船により日本の長崎に伝えられたとされています。その後、明治初年にアメリカから栽培しやすく味の良い品種が北海道の開発の際に導入されたことにより、日本でもたべられるようになったそうです。
種実の表皮にはセルロースを多く含んでいてかたいため、消化が悪いという面もありますが、食物繊維を多く含んでいるため便秘に効果があるといわれています。
ビタミンB1、B2、Eを胚芽部分に含んでおり、リノール酸も多く動脈硬化の予防にも効果があるといわれています。

グリーンピース・・・えんどう豆の仲間のうち、若い実を食べるものがグリーンピース、さやを食べるものがさやえんどうで、絹さや、さとうざやなどの種類があります。
スナップえんどうは、さやと実の両方食べられます。
若い芽は豆苗と呼ばれます。たんぱく質と糖質、ビタミンB1、B2、Cも多く含まれます。

さやいんげん・・・一般的なものは、ケンタッキーワンダーともいわれる、どじょういんげん、衣笠など。
最近では大きくて平べったいモロッコいんげんや、極細のサーベルいんげんなども出回っています。低カロリーでカロチンやビタミンB群、食物繊維も豊富です。

豆腐・・・豆腐には木綿豆腐、絹ごし豆腐、充填豆腐などがあり、沖縄豆腐という沖縄だけで作られていて固くて
くずれにくいものもあります。
豆腐の腐は腐るという意味ではなく、中国語で弾力のあるやわらかい固体を示す言葉だそうです。
高脂血症などの予防にかかせない必須アミノ酸が豊富で良質なたんぱく質とコレステロールを下げるリノール酸を含んでおり、腸の働きを活性化して消化吸収を助ける作用をもつ大豆オリゴ糖も含んでいる。