先ほど、貧血には鉄分を!といったばかりなのに、タンパク質とはどういうことなのか?とお思いでしょう。

確かに貧血とは赤血球の中のヘモグロビンの不足である。従って、上の流れからすると当然鉄分が必要である。

ただ、ヘモグロビンというのは ヘム鉄 + グロビン(タンパク質)で出来上がっている。つまり、ヘモグロビン自体何かというとタンパク質なのだ。
ということで、肉やタマゴをどんどん食べましょう。

そして、ヘモグロビンが出来上がるまでにビタミンB6とB12、葉酸、ビタミンC、銅、ニコチン酸が必要なのも付け加えておきます。

ビタミンB6・・・タンパク質の代謝に不可欠。レバー、マグロ、カツオなど
ビタミンB12・・・タンパク質の合成と修復。貧血防止。貝類全般。
葉酸・・・赤血球や細胞の新生に必要。レバー、うなぎ、緑黄色野菜。
ビタミンC・・・コラーゲンの合成と鉄の吸収。果物、野菜。
・・・ヘモグロビン生成に必要。レバー、イカ、カニ、エビ、納豆。
ニコチン酸(ナイアシン)・・・脂質、糖質、タンパク質の代謝。レバー、肉、魚。

お気づきのようにレバーが一番出てきますね。今夜のおかずは赤貝ではなくレバニラ炒めですかね。