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天満天神ギャルみこし。
毎年、7月23日に天神橋筋商店街を元気な女の子たちが神輿を担いで練り歩く。
(2009.7月撮)








梅雨が終わるといよいよ夏本番。この先2、3カ月ほど暑さに負けずに乗り切らないといけません。今年はどれほど暑くなるのか・・・。年々、体にこたえますなあ。猛暑でよいしょ、酷暑でこらしょ。

さて、タイトルにもあるように熱中症予防にはこまめに水分補給をとることですね。この「水分」は何が一番いいかというとやはり「水」だそうです。ぼくのように泡の出る琥珀色の水ではだめなようですね。

そして、注意が必要なのはコーラなどの「清涼飲料水」。絶対やめた方がいいようです。

今から4年前、国立がん研究センターは「清涼飲料水を毎日飲む女性は、ほとんど飲まない女性と比べて脳梗塞になる危険性が1.8倍高い」という研究結果を発表しております。これは大阪大学との共同研究で40~49歳の男女3万9786人を18年間追跡調査したものです。

追跡者を、人工甘味料が入った清涼飲料水約250ミリリットル(コップ1杯強)を飲む回数を「ほとんど飲まない」「週に1~2回」「同3~4回」「ほぼ毎日飲む」の4グループに分類して、脳梗塞と脳卒中、虚血性心疾患の関連性について調べました。

その結果、脳梗塞において、「ほぼ毎日飲む」と回答した女性は、「ほとんど飲まない」人に比べ、発症リスクが1.83倍高いことがわかりました。研究班は「女性は男性に比べ筋肉の量が少なく、血糖値や中性脂肪が上がりやすいため、炭水化物や、糖分を含む清涼飲料水の影響を受けやすいのではないか」と、分析したそうです。

一方、男性の場合は、脳梗塞のリスクが高まる傾向は見られませんでしが、人工甘味料の摂取により、2型糖尿病を発症する危険が高まるといいます。

金沢医科大学の研究によると「カロリーゼロ」などとダイエットをうたった清涼飲料水でも同じことだそうです。含まれている「人工甘味料」が甘い物への欲求を増進させているというわけです。

次に注意すべきは「トクホ」と名のついた商品です。トクホとは特定保健用品のこと。トクホの許可を得るには人を対象にした実験を行い、その効果が消費者庁に認められなければなりません。

そのため、商品開発にかかる経費、期間は一般食品の数倍を要します。それにもかかわらず、トクホが雨後の竹の子のように出てくるのは、トクホマークを付ければ売れるからです。消費者側に「国がお墨付きを与えたのだから効果があるだろう」という思い込みがあるからです。モンドセレクション金賞受賞などを信じてしまうのと同じですかね。

トクホの審査はメーカー側の提出したデータを見るだけです。審査に都合の悪いデータをメーカーが提出するはずはありません。あるメーカーのコーラにもトクホマークがついていますが、発がん物質が含まれているという疑惑もあるくらいです。

さあ、みなさん、きょうから清涼飲料水なんて飲むのはやめて、水かお茶、時々ビールで水分補給といきましょう!

余談ですが、ペットボトルのお茶にはビタミンCという添加物が入っています。これは天然ではなく合成ビタミンCです。

正体はL-アスコルビン酸という酸化防止剤。

これは、がんの原因となる活性酸素を大量に発生させるということがわかっているそうです。さらに、国内で使用されているL-アスコルビン酸の90%は価格の安い中国製のもので、「中国製の添加物はどれもこれも質が悪すぎる!」と添加物業界から批判が上がっています。
というわけで、お茶も家で沸かしたものを飲まないといけませんね。

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