2018年11月05日 うまいぞ、うまいぞ、これうまい<桜餅>~2018年4月VOL.158より 関西の人間が桜餅といえばこの丸い姿である。だが、関東ではこんなの桜餅ではない。桜餅には実は、関東の長命寺(ちょうめいじ)風と関西の道明寺(どうみょうじ)風とがある。関西の方は主原料がもち米でどこの店でもこの形。関東は小麦粉が主原料。生地を薄く焼いてアンコをクレープ状に包んだ形。このあたりでは売ってなくて、ぼくも現物を食べたことがない。写真はスーパー万代の前の老舗和菓子店「たからや」さんのおいしい桜餅だが、塩漬けされたさくらの葉がいい香り。春をまるごといただきます。