紫外線は太陽光に含まれる波長のひとつです。人類は大昔から太陽と共に進化してきました。つまり、ずっと紫外線を浴びて暮らしてきたのです。なのに、その紫外線が毒だなんてやはりどうもおかしい。
では、このあと紫外線に対する誤解を解いていきましょう。

紫外線の効能
1. ビタミンDの合成を促進する
紫外線により体内でビタミンDがつくられます。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けます。
それにより、骨が丈夫になっていきます。
いくら、小魚やサプリでカルシウムを摂ってもこのビタミンDがなければ無意味なのです。これにより、骨粗鬆症の予防ができます。
古代ギリシャの歴史家ヘロドトスは、太陽の下でターバンを巻くペルシャ兵の頭蓋骨は非常にやわらかく、たたくとすぐに砕けた、といっています。

2. 心臓の機能を高め、血圧を下げる
紫外線は心臓の血液の排出量を増やし、血圧を下げるというのが実験でわかっているそうです。

3. コレステロールを減らし、新陳代謝を良くする
これも実験により、コレステロールが低下するのがわかっています。
そして、戸外で飼われる家畜は屋内の家畜より肥満が少ないという。紫外線が甲状腺を刺激し、代謝を活性化させカロリーを燃焼させるそうです。
人間も屋内の運動より、屋外でやる方が筋肉が発達し、肥満はより解消されるそうです。

さあ、どうです。浴び過ぎは禁物ですが、早朝か夕方、お散歩に出てみてはいかがですか?